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2008年1月20日 (日)

【マーケット・コメント】---ドル/円(USD/JPY)---

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2008年01月20日号Part2
【マーケット・コメント】
---ドル/円(USD/JPY)---

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1月14日(月)は、成人の日の祝日で、東京市場は休場。
東京(日本)からの市場参加者がいないアジア市場の時間帯は、
概して、静かな小動きだった。

アジア市場の時間帯のドル/円(USD/JPY)は、
108円台後半程度の小動きに推移した。

通常は、
三大市場(東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場)のひとつが休みだと、
その日一日が静かなこともある。

それは、市場参加者が少ないからだ。

しかし、市場参加者の少ないときに、大きく動いてしまうと、
手の付けられないような状況になるケースもある。

大量の資金がマーケットに投入された場合に、市場参加者が充分にいる場合は、
その売買取引を吸収しきれるのだが、
薄い(市場参加者の少ない)マーケットだと、
吸収しきれないことが起こるからだ。

それは、今年のお正月の値動きを思い起こせば、記憶に新しい。

1月14日(月)の場合は、アジア市場を眺めながら、
ロンドン市場、ニューヨーク市場で、
市場参加者の薄い中を荒れるとは限らないが、
油断しないで、気を配っておく必要は感じていた。

1月14日(月)は、ロンドン市場になって、「ドル売り」が進んだ。

これといったニュースは、出ていない。
「サブプライム・ローン問題」の焼き直しが材料と言える。
この週のうちに、
米国大手金融機関のサブプライム・ローン関連の損失額が
発表される予定になっている。
『その損失額が、巨額なのではないか?』といった思惑が広がっている。
そういった憶測が材料となって「ドル売り」が進んだ。

1月14日(月)ロンドン市場では、
ドル/円(USD/JPY)は、安値[107.35-45]レベルを示現している。

このところの最安値であった[107.20-30]レベルに迫っている。

しかし、[107.20-30]を下に割り込むことはなかったため、
ニューヨーク市場になると、
目先で売っていた向きの「ショート・スクイズ」(ドルの買戻し)を起こし、
リバウンド気味に推移した。

1月14日(月)のニューヨーク市場は、108円台前半でクローズを迎えている。

注目は、上述の通りに、
順次発表される米国大手金融機関のサブプライム・ローン関連の損失額。

[107.20-30]の安値を割り込む場合は、損切りを巻き込んでの、
もう一段の急落の可能性に留意するべき、と考えていた。

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1月15日(火)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、
108円台前半---[108.25-30]レベル---でオープン。

---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---

東京市場では、なだらかに円高傾向。
米国大手金融機関のサブプライム・ローン関連の損失額が、
大きいのではないか、といった思惑(疑心暗鬼状態)が理由。

東京市場で、107円台前半まで下落。
但し、東京市場では、新値を更新せず。

1月15日(火)のロンドン市場で、
ドル/円(USD/JPY)は、[107.00]を割り込み、106円台に下落。
新値(安値)を更新した。

シティバンクのサブプライム・ローン関連の損失額は、
事前予想よりも、少なかったが、
結局は、サブプライム・ローン問題に関する懸念から、
「ドル売り円買い」となった。

新値を更新したことは、現在のドル/円(USD/JPY)が、
下落トレンドであることを、明確に、再確認した、ということ。

まだ、ユーロ/円(EUR/JPY)などの一部クロス円の下落スピードが、遅い。

遅れているクロス円も、チャート・ポイントを割り込むと、
下落スピードが、加速する可能性が、ある。
(これから、さらに急落する可能性がある、ということ)

その場合は、
ドル円の下落スピードが、加速する可能性にも留意する必要がある、
と考えていた。

1月15日(火)のニューヨーク市場は、動きなし。
ドル/円(USD/JPY)の安値水準(107.00を挟んだレベル)での下値持ち合い。
ニューヨーク・クローズは、[106.80-85]レベル。

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1月16日(水)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、
106円台後半---[106.70-75]レベル---でオープン。

---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---

この日の東京市場午前は、106円台後半程度の小動き。
東京市場の午後になって、失望的な「ドル売り円買い」といった印象。
東京市場で、[106.00]を割り込み、105円台後半を示現。

1月16日(水)のロンドン市場のドル/円(USD/JPY)は、
[106.00]近辺での小動き。概して、106円台前半で推移。

1月16日(水)のニューヨーク市場になって、
ドル/円(USD/JPY)は、急反発上昇。

これといった理由があるわけではなく、
ドルの下落が速かったことで、典型的な「ショート・スクイズ」と考えている。

ドル/円(USD/JPY)は、106円台前半から107円台後半に、2円弱、急上昇した。
108円台には届かず。107円台ミドルでニューヨーク・クローズ。

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前日(1月16日)のニューヨーク市場で、
ショート・スクイズを起こし上昇するも、
目先の「ドル売り方」の損切り(ドル買戻し)が終わると、
特段にドル円を買う理由も無く、
シドニー市場で107円台ミドルから107円台前半に下落。

1月17日(木)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、
107円台前半---[107.30-35]レベル---でオープン。

---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---

そのまま、ダラダラと東京市場でドル/円(USD/JPY)は下落。
東京市場で、106円台後半に下落するも、大きな値動きにならず。
[107.00]を挟んで持ち合い、小動き。

ドル売りも続かなかったことから、
東京市場の夕方になって、欧州勢が参加する時間帯になると、
ドル円の上値を買ってみる市場参加者が出た。

東京市場のクローズ(東京時間17:00)は、107円台後半。

しかし、この日(1月17日)のロンドン市場では、ドル買いは続かず。
逆に、急落を呼ぶ形となり、106円台ミドルまで下落。

しかしながら、(しかしのオンパレードですが・・・)
106円台前半には届かないとみると、
ニューヨーク市場で、再び、107円台ミドルに急反発。

要するに、
106円台ミドルから107円台後半で、大きく振幅を繰り返しているだけ。

典型的な、「下値持ち合い」。
「下値持ち合い」は、すなわち、「ポジション調整」。

大きくドル/円(USD/JPY)が下落した後での、
下値(ドル安値水準)での、「調整相場の値動き」を繰り返した。

ニューヨーク・クローズは、106円台後半程度。
ドルの上値は重い印象。

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1月18日(金)のシドニー市場で、ドル/円(USD/JPY)は、106円台前半に急落。

そのため、1月18日(金)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、
106円台前半---[106.30-35]レベル---でオープン。

---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---

1月18日(金)の東京市場では、ドル/円(USD/JPY)は、じり高に推移。
引き続き、下値(ドル安値水準)での、
「調整相場の値動き」を繰り返しているだけ、と見ている。

東京市場の午後には、107円台前半に乗せた。
東京クローズは[107.00]アラウンド。

ロンドン市場では、ドル/円(USD/JPY)は、107円台ミドルにまで上昇するも、
その水準からは、ドル売りも出てきて、上値は重い。

1月18日(金)のニューヨーク市場では、今度は、じり安に推移し、
107円台ミドルから、106円台後半に下落して、ニューヨーク・クローズ。

それなりに振幅しているが、
大きくドル/円(USD/JPY)が下落した後での、
下値(ドル安値水準)での、
「調整相場の値動き」を繰り返しているだけに過ぎない。

基本的には、「サブプライム・ローン問題」に伴う、大きなドル下落後の
ポジション調整中、と見ている。

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大きな流れでは、「ドル安円高」のトレンドは変わらない、と考えている。

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