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2007年5月 4日 (金)

【ユーロ/円:ディーリング・テクニック】---昨年の夏(2006年07月05日)に書いたもの---

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2007年05月04日Part2
【ユーロ/円:ディーリング・テクニック】
---昨年の夏(2006年07月05日)に書いたもの---

ちょっと調べ物をしていて、過去に記述したものを読み返していました。
以下は、昨年の夏(2006年07月05日)に書いたものです。

だから、外国為替レートの絶対水準は違っています。
その点に留意して、斟酌の上、お読みください。

そのまま、引用します。

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2006年07月05日Part3
【ユーロ/円】
---ディーリング・テクニック?---

時間が無いので、言葉足らずです。
----専門用語も、各自、調べてください。--

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

FOMCの前に、ユーロ/円にも、言及している。

ドル/円で、スライトリー・ショートをキープし、
ユーロ/ドルでスライトリー・ロングをキープする。

その上で、ユーロ/円で、「買っちゃ売り」「買っちゃ売り」を繰り返す。

実際に、FOMCの直前では、そういったオペレーションが有効であった。

FOMCが終って、マーケットが落ち着いてからも、
実際のところ、その戦術(タクティクス)は、有効だ、と、感じる。

しかし、この戦術(タクティクス)を使いこなすには、
かなりの技量が求められる。

集中力と決断力と言い換えても良い。

そして、何よりも、求められるものは、時間だ。

マーケットにしがみつく、充分な時間がなければ、
この戦術(タクティクス)は採れない。

所詮は、ディーリング・テクニックに過ぎない、のかも知れない・・・・。

しかし、こういったテクニック(技術)を工夫して、適宜応用する、しない、
は、個々の問題でもある。

知っていることは、考えることが出来る。
が、知らないことに関しては、考えることにすら至らない。

その戦術(タクティクス)を使いこなせるか?否か?
を、問うこと無く、ただ粛々と紹介することも、
「勤め」なのかも知れない・・・・。
(違うかなぁ・・・・?)

ご意見があれば、お寄せください。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

(以下、過去のメールマガジンを引用添付)

> 2006年06月27日Part2
> 【ユーロ/ドルに関しては、】
> ---そして、ユーロ/円に関しては、---
>
>
> ユーロ/ドル(EUR/USD)に関しては、
> クアデン総裁(ベルギー中央銀行)の発言が、
> フィナンシャル・タイムズ紙に載った。
>
> ECB(欧州中央銀行)が、
> 8月初めにも、追加利上げを実施する可能性を示唆した。
>
> また、イブ・メルシュECB専務理事は、
> ECBが、[0.5%]の利上げを行う可能性についても言及し、
> 毎回、[0.25%]ずつの利上げを行うとは限らない旨、コメントをした。
>
>
> こういったECB関係者のコメントは、
> 「ユーロ買い(ドル売り)」の材料となった。
>
>
> 昨日(6月26日)の東京市場のユーロ/ドル(EUR/USD)は、
> 1.25台前半([1.2515-20]レベル)でオープン。
>
> 東京市場のユーロ/ドル(EUR/USD)は、動きらしい動きもなく、
> そのまま1.25台前半での小動き。
>
> 欧州勢の参加で、「ユーロ買い(ドル売り)」が広がり、
> [1.2550]を上に抜けると、
> ロンドン市場では、1.25台ミドルから1.25台後半程度で持ち合った。
> ---「ユーロ買い(ドル売り)」の材料は上述---
>
> ニューヨーク市場では、[1.2600]に乗せた。
>
> ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
>
> 上述の理由から、「ユーロ買い円売り」にも波及し、
> ユーロ/円(EUR/JPY)も堅調に推移した。
>
> 東京市場でのユーロ/円(EUR/JPY)は、
> 145円台ミドルから145円台後半程度で持ち合いに推移した。
>
> 欧州勢の参加で、「ユーロ買い(ドル売り)」が広がり、
> ユーロ/ドル(EUR/USD)が[1.2550]を上に抜けると、
> ユーロ/円(EUR/JPY)も跳ねて、146円台に乗せた。
>
> ニューヨーク市場では、おおむね146円台をキープし、
> 高値圏での持ち合いになった。
>
> ユーロ/円(EUR/JPY)は、ブル(強気)で見ている。
> ---つまり、「ユーロ買い円売り」でついて行く方が良い、と見ている。---
>
> ユーロ/円(EUR/JPY)は、高値圏で推移しているので、
> 上下動を繰り返しながら、ゆっくりと上昇している。
>
> 「ユーロ買い円売り」から入って、
> ストップ・ロス・オーダーで、守りながら、「売り逃げる」スタイル。
>
> 上下動を繰り返しながらの上昇だから、「損切りになる場合もある」が、
> まめに売買を繰り返す。
> 「買っちゃ売り」「買っちゃ売り」を繰り返す。
>
> ---その際に、「損切りになること」を厭ってはいけない。---
>
> ---もともと、上下動を繰り返しながらの上昇の場合は、
>   そういうものなのだ、と考える方が良い。---
>
> ---「上昇は、ゆっくりで、下落は、速い」のは、対円取引の典型。---
>
> ---ただし、ドル/円(USD/JPY)が、
>   急激な「円高」の動きを示す場合は、すぐに止める。
>   その場合は、「利食い」になろうと、「損切り」になろうと、
>   すぐに、ポジションを手放す。---
>
> ---これ以上の、説明、解説が出来ません。(ベストを尽くしています)---
>
> ---上記の説明、解説で、理解できない場合は、
>   拙著『外国為替の基本とカラクリがよーくわかる本』
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>

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【実効為替レート】---しばらくは、「歯に衣着せずに」掲載しておきます---

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2007年05月04日
【実効為替レート】
---しばらくは、「歯に衣着せずに」掲載しておきます---

昨日(5月3日)の、メールマガジンで、

【実効為替レート】【名目実効為替レート】【実質実効為替レート】
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/sub012shi.htm#jikkou-kawase-Rate
を掲載しました。

と、記述しました。

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とりあえず、しばらくは、「歯に衣着せずに」書いておきます。
上記URLを、ご覧ください。

ちょっと、表現が過激なので、
『しばらくしたら、適宜、本質の部分だけを残そうかな・・・?』
などと、思っています。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

このところ、「実効為替レート」が、随所で、話題になっているようです。

新聞などで取り上げているので話題になるのでしょう。

新聞などでは、自分で取り上げておきながら、
「実効為替レート」の充分な説明や、言葉の定義を述べずに(省略して)、
実効為替レートと現実の相場が乖離している、
と結論付けをしているのではないでしょうか?

私は、その記事を読んでいないので、何が書かれているのか知りません。
(また、知りたいとも思いませんが。
 何が書いてあるのか、だいたい想像がつきます。)

いろいろな方々から、質問を頂くので、困ったものだ、と思っています。
(正直、『ちょっと、迷惑』に感じています)

新聞の記事は、それを書く人が、きちんと、そこまでフォローしないと、
結局、書かれた記事は、
「何の役にも立っていない」
「いたずらに、混乱を振り撒いているだけ」
ということです。

こういった「実効為替レート」のような専門用語を引用する記事を書く場合は、
その記事を書く人が、言葉の定義を省略せずに、述べるべきでしょう。

普通の人が、一般常識で、知っていることならば、省略しても当然ですが、
新聞などでそういった記事を書く人も、
単なる「誰かの受け売り」で書いているのではないか?
だから、『その記事を書いた人も、説明できないのではないか?』
と、疑っています。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「実効為替レート」に関しては、私の考えは、以下の通りです。

「実効為替レート」を、見ている人、気にしている人も、必ずおりますので、
『見たければ、見れば。どーぞ。』

私は、時間の無駄になるものは、見ませんし、
そんなものを見て、
「円のロング」「円のショート」をどちらでも、
避けるようならば、
『相場には、勝てないでしょう』
と、それだけは、はっきり言える、と思っています。

ただし、ファンダメンタルズを考える際に、
「実効為替レート」には意義が無いとは考えていません。
相場の変動要因としては、すぐに役に立たない、
と言っているだけですのでご注意ください。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

為替レートの決定要因に、「購買力平価説」があります。
「購買力平価説」は、歴史的に有名ですし、
それが実際の相場に役に立たなかったこともまた有名です。

※「購買力平価説」
 為替レートは自国通貨と外国通貨の購買力の比率によって決定される、
 という説。
 1921年にスウェーデンの経済学者グスタフ・カッセルが提唱した。

購買力平価から大きく乖離した状態が、
長期的に続くことは難しいと考える人もいるようです。

確かに、5年後や、10年後の、二国間の経済を考えると、
その可能性は、否定しません。

しかし、5年後や、10年後の長期であっても、
購買力平価に近づく保証は何もありません。
『ならないかも知れない』可能性もあるのです。

また、5年後や、10年後といった長期の為替レートを考察することと、
「短期」の、外国為替市場で外国為替レートの変動をとらえることは、
意義が違うことと、私は思っています。
この場合の短期は、
数日程度から、数ヶ月程度を指して「短期」と言っています。

「マクドナルド・ハンバーガー」を用いて、
購買力平価による為替レートの説明をした話も有名ですが、
単なるエピソードに過ぎないので、これは、説明を割愛します。
(この程度は、有名ですから、興味の有る方は、自分で調べてください)

「購買力平価説」や、「実効為替レート」に関しては、
それを知っていた方が、良いと思います。
知らないよりも、知っていた方が、絶対に、良いことです。

しかし、『相場に勝つためには、知らなくとも良いこと』です。
しかしながら、
『知識は、無いよりも、あった方が良いこと』も、
また、真実だと思っています。

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まあ、【実効為替レート】【名目実効為替レート】【実質実効為替レート】
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2007年5月 3日 (木)

【アノマリー】を【外為用語の基礎知識】に追加---昨日のニューヨーク株式市場は高値更新---

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2007年05月03日
【アノマリー】を【外為用語の基礎知識】に追加
---昨日のニューヨーク株式市場は高値更新---

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GWになって、平素たまっていて、できなかったことをやっています。

先ほど、【外為用語の基礎知識】(外国為替取引に関する用語集)
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/ 
に、
【アノマリー】
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/sub001a.htm#anomaly

【実効為替レート】【名目実効為替レート】【実質実効為替レート】
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/sub012shi.htm#jikkou-kawase-Rate
を掲載しました。

本当は、こんなことではなく、他にやることがあったのですが、
掲載できるときに、アップしておこう、と思って始めたら、
ものすごく時間がかかってしまい、
当初、やろうとしていたことが、全然できなくなってしまった・・・。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【アノマリー】に関しては、
今年の始めころ(2007年1月9日)に記述した内容。

自分で読んでいても、おもしろかったので、メールマガジンにて配信します。
株式市場も、昨日のニューヨーク市場は高値更新して堅調地合い。

総じての内容は、今年の年初からGWまでを振り返っても、
おおむね正しかったかな、と『自画自賛』です。
(^0^)/♪

2007年1月9日に記述したことを踏まえてお読みください。

みなさま、良いGW(ゴールデン・ウィーク)をお過ごしください。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【アノマリー】(1)アノマリーとは何か?

株式市場などの金融マーケットで、
「はっきりとした理論的、合理的な説明は出来ないが、よく当たる」
とされる経験則のことを「アノマリー」と言います。

日本の株式市場では、4月に株価が上昇しやすいという「4月効果」、
アメリカの株式市場では、10月に安値を付けやすく、
10月に株を買うと儲けやすいという「10月効果」、などが有名なアノマリー。

マーケット(市場)は、
常に、経済合理性に基づいて動いている訳ではないということかも知れません。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【アノマリー】(2)面白いアノマリーの例:"大統領サイクル"

"大統領サイクル"という言葉があります。
主に「株式市場」で使われる言葉だと感じます。
(為替相場でも使われることがあります。それは後述します。)

『米国株価は、米国の中間選挙の年がボトム(安値)で、
大統領選挙の年まで上昇する』
というサイクルがあるそうです。

もちろん、米国大統領の選挙や政策は、株式相場に影響を与えます。
大統領選挙の年は、景気を刺激して、「株高政策」を採る傾向があります。
米国の政治は、2大政党制で運営されており、大統領選挙については、
米国株式が弱いと政権与党の大統領候補は選挙に勝てないでしょう。
景気が悪ければ不人気になるのは、どこの国でも同じでしょうし、
「自明の理」です。
現在のブッシュ大統領の父親が再選に失敗したのも、それが原因でした。

しかし、『というサイクルがあるそうです』と、
わざと『伝聞形式』で書きましたが、私は、さほど重要視していません。
ただ、ある程度、そういった傾向はあるのでしょうが、
必ず、そうなるとは断定できない、と考えるからです。

株価を高くしたくても、その為に政策を発動しても、
―――過去・現在の日本を見てもわかるように、―――
必ずしも、政策担当者の思惑通りに、ことが運ぶわけではありません。
それは、日本の政策が中途半端なだけで、
米国は違う、という考え方もありますが・・・・。

『米国株価は、米国の中間選挙の年がボトム(安値)で、
大統領選挙の年まで上昇する』
という、この考え方によると、
『昨年(2006年)が、米国中間選挙の年ですから、
昨年をボトム(安値)にして、現在は、2008年の大統領選挙に向けて、
米国株価は上昇サイクルにある』
ということになります。

ということは、現在の、ダウ・ジョーンズ【12000ドル台】を買っておけば、
2008年ころに、株価が上昇して利益を得ることが出来ることになります。
"大統領サイクル"を信じるならば、この水準は『買い』になるわけです。

こういった考え方は、その通りになるかも知れませんし、
ならないかも知れません。

私は、"大統領サイクル"を信じて、そう考えることはありません。

しかし、米国株式のブル派は、
『そうあって欲しい』という『願望』を強弁して、そう言うでしょう。
もちろん、その可能性を否定するものではありませんが・・・・。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

それから、株式相場(米国株式・日本株式)と為替相場は、
直接的な関連はないと考えています。

株式相場と為替相場が関係無いといっているのではありません。
例えば、日本の大手機関投資家が、大量に米国株式を購入する場合には、
ドルを買って、そのドル資金で米国株式を買います。
ですから、
『米国株式相場が堅調なときに、ドルが買われる』
もしくは、
『ドル/円相場が堅調なときに、米国株式相場が上昇する』
といったことがありますが、
では、必ず、『米国株式相場が堅調なときに、ドルが買われるのか?』
もしくは、
必ず、『ドル/円相場が堅調なときに、米国株式相場が上昇するのか?』
といわれると、そうとは限りません。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

もちろん、米国大統領の選挙や政策は、為替相場にも影響を与えます。
一般に、大統領選挙の年は「ドル高政策」を採る傾向があります。
大統領選挙について、外国為替市場で、
ドルが弱いと政権与党の大統領候補は選挙に負ける
というジンクスがあるからです。

自国通貨(米ドル)が弱くなるような不人気な政権与党では、
大統領選挙も勝てない、といった雰囲気なのでしょう。

しかし、このことも、株式に関して述べたことと同じで、
政策が有効に働き、政策担当者の思惑通りに、ことが運ぶかどうか?
―――つまり、「ドル高政策」をとっても、
   実際にドルが強くなるのかどうか?―――
は、誰にもわかりません。
断定は出来ないことだと考えています。

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【アノマリー】(3)面白いアノマリーの例:"Don't sell on Friday !"

外国為替市場に、
"Don't sell on Friday !"
「金曜日にドル売るな!」
という『ことわざ』があります。

金曜日は、週末で、特に、ニューヨーク市場では、
通常のマーケットよりも、市場参加者が少なくなります。

通常の、月曜日から木曜日までは、ニューヨーク市場が終わっても、
シカゴ市場やロサンゼルス市場がやっていますし、
日付が替わって、ウェリントン市場やシドニー市場、
そして東京市場と連鎖します。

しかし、週末の金曜日の北米市場は、ニューヨーク市場に時間を合わせて、
シカゴ市場やロサンゼルス市場も終了します。
週末の金曜日のニューヨーク市場が終了すると、
日付が替わって、ウェリントンやシドニーは土曜日ですから、
マーケットはお休みです。

だから、週末の金曜日の北米市場は、ニューヨーク・クローズになると、
次の市場が、翌週まで無い状態になります。

こういった、マーケット(市場)の連鎖が途切れるところですから、
ショート・スクイズが起こりやすくなるので、
"Don't sell on Friday !"
「金曜日にドル売るな!」
という『ことわざ』が生まれた、といった説があります。

この
"Don't sell on Friday !"
「金曜日にドル売るな!」
という『ことわざ』も、面白いアノマリーの代表例と言えるでしょう。

※【ショート・スクイズ】(Short Squeeze)
 ドルを売った状態にしておくことを英語では
 ドル・ショート(Dollar Short)という。
 ドルを売った、その持ち高はポジション(Position)という。
 だから、ドルを売りの持ち高に傾けておくことを
 ドルの「ショート・ポジション」と呼ぶ。
 何かしらのことを理由に、
 先行きの相場の見通しを立てることを「思惑(おもわく)」という。
 多くの人達が「思惑(おもわく)」でドルを「ショート」にしている場合に、
 その「思惑(おもわく)」とは逆に相場が動き出してしまうことがある。
 「思惑(おもわく)」と逆に動けば、損失が出る。
 ドルを「ショート」のままにしていると、
 ドルが上がれば上がるほど損失が膨らむことになる。
 だから、多くの人たちがその損失に耐え切れなくなって
 いっせいにドルを買い戻すようなことがおこる。
 このように、「損切り(ロス・カット、Loss Cut)」を巻き込みながら、
 「思惑(おもわく)」のドルの「ショート・ポジション」を絞り出すように、
 ドルが上昇することを、特に「ショート・スクイズ」と言う。

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【アノマリー】(4)2007年はどんな年になるのか?

(4)2007年はどんな年になるのか?

株価は堅調。特に、日本株は上昇と見ています。

株価上昇の要因(原因)は、インフレ。

私は、『日本株ブル』です。最高値も更新するのは、時間の問題だ、
と考えています。
ただし、最高値更新に5~6年かかっても私の関知するところではありません。
個人的な思惑では、そんなにもかからないとは思いますが、
「株式投資は、あくまでもご自分の判断で行ってください」
(株式のセールスマンみたいですが・・・)

確かに、『実感の伴わない好景気』で、ほとほとイヤになりますが、
しゃくにさわるくらい、「勝ち組」は好景気・インフレです。

日本は、たいしたことがありませんが・・・、世界の株式市場を見ると、
「株高傾向=インフレ傾向」です。

株高は、インフレが原因で、インフレ率を勘案すると、
『たいして儲からない・・・相場(株式相場)だ』
『つまらないマーケット(株式市場)だ』
と思っています。(個人的な感想です)

それを、斟酌すると、グリーンスパン元FRB議長は、
『「うそつき」では無く』、
『真摯な、りっぱな人だなぁ・・・』
などと思います。
(ここいら辺が、外国為替に言及しています。
 あまりに、無駄なことばかりでは・・・
 と、思いまして、示唆を含ませています)

※2006年12月11日のニューヨーク市場は、動意薄く、
 ドル/円は116円台後半から117円台前半で、
 [117.00]を挟んでの小動きだった。
 グリーンスパン前FRB議長が
 「今後数年にわたってドル安を期待」
 と発言したことから「ドル売り」を誘った。
 グリーンスパン前FRB議長は、米国のインフレ懸念から
 ドル安に推移することを示唆している、と、個人的には考えています。

原油や貴金属などの商品相場が上昇していること
---最近は、修正局面もありますが---
を勘案すると、インフレに気が付かない方がおかしい、と、思っています。

どうして、世の中の人々は、そう考えないのでしょうか・・・?
(どうして、それに、気が付かないのかなぁ・・・?
 『ほんとに、気が付かないの・・・?』
 と、思います)

昨年末に電車(鉄道)の送電線を、切り盗んで、売っぱらう、
というニュースがありました。
その発想に驚きを禁じえません。(普通は、そんなことしないでしょ?)

あるいは、マンホールの「ふた」を売っても利益になるから、
マンホールの「ふた」を盗む、といった行動が起こるのです。

『よく、そこまでやるなぁ・・・』
といった、普通の感覚も持っていますが、
そうすることで、利益になることに、考えを及ぼすべきでしょう。

日本で、売るのではなく、日本以外の外国に売ることを考えれば、
これは、りっぱな「アービトラージ(裁定取引)」です。

そんなことで利益になる、そこまでやっても利益になるほど、
世界レベルでは、インフレが進んでいることに着目するべきと思っています。

ただ、そんな事を言っても、日本では、なかなか正論が通用しないことが、
残念ですが・・・。

愚痴はさておき、こういった好況の恩恵は、時間差を伴って、川下に流れます。
『川下に流れるまでの充分な時間が許せば』という必要条件が、
続くことを祈るのみですが・・・。

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2007年5月 2日 (水)

【マーケット・コメント】

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2007年05月02日
【マーケット・コメント】

昨日(5月1日)は、ゴールデン・ウィークの狭間。

東京市場、ロンドン市場でのドル/円(USD/JPY)は、
概して119円台ミドルで小動き持ち合い。

ニューヨーク市場では、
ユーロ/ドル(EUR/USD)で、「ユーロ買いドル売り」が進んだ影響から、
ドル/円(USD/JPY)でも「ドル売り」が出て、
[119.05-10]レベルまで下落した。

しかし、ユーロ/ドル(EUR/USD)が、[1.3700]に届かなかったことから、
ユーロ/ドル(EUR/USD)が、下落を始めると、それにつれて、
ドル/円(USD/JPY)も急反発して119円台ミドルを回復した。

昨日(5月1日)のユーロ/円(EUR/JPY)は、終日、
[163.00]前後の「ユーロ統合以来の歴史的最高値」水準でもみ合った。

ユーロ/ドル(EUR/USD)は、
4月下旬に[1.3666]のチャート・ポイントはクリアしたが、
次のポイント[1.3700]を上に抜けることができるか、
非常に重要なポイントであり、注目している。

昨日(5月1日)のユーロ/ドル(EUR/USD)は、東京市場、ロンドン市場で、
引き続き、重要なチャート・ポイントを目の前にした、
1.36台ミドルで推移した。

ニューヨーク市場では、一時、ユーロ/ドル(EUR/USD)で、
「ユーロ買いドル売り」が進んだ。
しかし、「ユーロの買い方」と、「防戦のユーロの売り方」の
せめぎあいとなり、結局のところ[1.3700]には届かず。
高値は、[1.3670-80]レベル。

目先でユーロを買っていた向きの損切りも出て、
[1.3600]アラウンドに急落した。

そのまま、ニューヨーク・クローズ。

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2007年5月 1日 (火)

【マーケット・コメント】

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2007年05月01日
【マーケット・コメント】

4月末から5月初旬は、ゴールデン・ウィークで市場参加者が薄くなるところ。

市場参加者が薄いときは、値が飛ぶようなこともよくあること。

また、ユーロ/ドル(EUR/USD)が、[1.3700]を上に抜けると、
大量のストップ・ロス・オーダーが控えている。

波乱のゴールデン・ウィークになる可能性がある、と考えている。

週明け月曜日の4月30日は、ゴールデン・ウィークで、東京市場は休場。

この日のドル/円(USD/JPY)は、終日119円台ミドルの高値圏で持ち合い。
大きな値動きになっていない。

4月30日(月)のユーロ/円(EUR/JPY)は、
いったんの利食いの「ユーロ売り」が出た様子で、
162円台ミドルまで下落したが、
根強い「円キャリー・トレード」の「ユーロ買い」に押し戻されて、
163円台の「ユーロ統合以来の歴史的最高値」水準を回復している。

4月30日(月)のユーロ/ドル(EUR/USD)は、
引き続き、重要なチャート・ポイントを目の前にして、
「ユーロの買い方」と、「防戦のユーロの売り方」がせめぎあっている。

[1.3666]のチャート・ポイントはクリアしたが、
次のポイント[1.3700]を上に抜けることができるか、
非常に重要なポイントであり、注目している。

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2007年4月30日 (月)

【いわゆる「両建て」について】---&「GW中のポジションの取り方」について---

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2007年04月30日Part2
【いわゆる「両建て」について】
---&「GW中のポジションの取り方」について---

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日付: Sat, 28 Apr 2007
差出人: "******"
件名: GW対策はいかに?
宛先: "物語" <forexdealer@infoseek.jp>

いつも、心して拝読しています。
さて、ついにゴールデンウィークに突入してしまいました。
この時期は、思わぬ値動きがあるので相場は手控えるようにと、
御本でもメルマガでも、何度も御教示いただいていますね。

しかし・・・
ヘマなポジションを作ってGWに持ち越しとなってしまった者は
どうすればよいのでしょうか?
よい対策があればお教え下さい。

私なりに考えてみますと;

逆方向に動いた場合は、<両建て>で損失を回避し、ロスカットを避ける。

という方法があるかと思うのですが・・・
と言うのは、素直にロスカットしても、値動きが早い場合には、
ポジションを取り直す間もなくもとに戻って、損だけが残る、
のような事態になりそうなので。
また、うまくゆけばこれで多少とも利益が出るかもしれないと・・・

それとも、頃合いを見て早めに処分してしまうのがよいのでしょうか?

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 ******
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差出人  物語 <satoshi.matsuda2007@gmail.com>
宛先  ******   
日付  2007/04/30 15:29   
件名  松田哲より   

******さま

いつもありがとうございます。

いわゆる「両建て」は、外国為替取引では、全く、意味がありません。

つまり、外貨を買い持ち(ロング)にしている場合に、
そのポジションを持ちながら、
別に、その外貨の売り持ち(ショート)のポジションを作ること、

あるいは、
外貨を売り持ち(ショート)にしている場合に、
そのポジションを持ちながら、
別に、その外貨の買い持ち(ロング)のポジションを作ること、

それを、どちらも、「両建て」と呼びます。

ポジションが相殺(set off)されるだけで、
その経済効果は、まったくイコールです。

「手数料が高くなる」
「スワップ・ポイントで、必ず、損になる」
ことを考えれば、いわゆる「両建て」を組むことは、マイナスになるだけで、
何のメリットもありません。

それなのに、『なぜ、いわゆる「両建て」という仕組みが存在するのか?』
というと、
取引をしている人が、「含み損」を「実現損」にするのを嫌がるからです。

しかし、外国為替取引では、
「含み損」を「実現損」は区別するべきものではありませんから、
結局は、『気分』だけのことです。

いわゆる「両建て」は、やる必要もないし、やらない方が良いでしょう。

ご自身でも、おっしゃるとおりに、
危険性の高いポジションを持ってしまった場合は、
『頃合いを見て早めに処分してしまう』ことがベストと考えます。

私は、ゴールデンウィークに、
積極的にポジションを持つことはお勧めしませんが、
リスクを十分に考慮した上で、トレンドに従うポジションを持つことは、
否定しません。

特に、今年のゴールデンウィークは、
ユーロ/円(EUR/JPY)とユーロ/ドル(EUR/USD)が、
重要なチャート・ポイントにあります。("on the line"にある状態です)

これを、上にブレイクすると、大相場の始まりになる可能性があります。

しかし、その場合でも、必ず、ストップ・ロス・オーダーだけは入れて置き、
リスクを限定することです。

ストップ・ロス・オーダーだけは入れて置き、リスクを限定した上で、
ポジションをほったらかしにするのは良いのですが、
ただ単に、ポジションをほったらかしにするのは、非常に危険です。

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 松田 哲
 サイト:【フォレックス・ディーラー物語】
 http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/
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【FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?】---感想と質問:本の記述の補足説明---

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2007年04月30日
【FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?】
---感想と質問:本の記述の補足説明---

読者の方から、
『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』
のご感想と、ご質問を頂きました。

ご質問の内容は、
この本に書いたことの、補足説明にも相当するのではないか?
と考えています。

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日付: Sun, 29 Apr 2007
差出人: "******"
件名: 感想
宛先: "物語" <forexdealer@infoseek.jp>

松田様

FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?を読ませていただきました。

FX歴1年半になります。今まで色々な本を読みました。
損はしていませんが、どうも売り買いのタイミングがうまく行かず
もっと効率を上げたいと貴書を手に取りました。

折りしも主婦で大もうけした人が脱税したとか、
27歳で億稼いだとかいう話が耳に入ってきて
自分の実情との違いになぜなんだろうとも思っていました。

松田様が言われるように利食いと損切りを逆にしていたり、
小心者なのでスキャルピングをしていました。
元手も少ないし、良い意味で分をわきまえた取引を
心がけているつもりでしたが
そのやり方が行き当たりばったりだったと反省しました。

貴書を数回読むうちに松田様のおっしゃることが
すごく哲学的で道徳的に聞こえてきました。
おっしゃるように勝ちたいから、
少なくとも他の投資や預金より良い利回りが得られるから
FXをやっていますが、
最初は2万円の損でもうろたえたのにだんだん慣れてきて
2月の大暴落のときは10万円位の損にも慣れてきました。
これはじたばたしない、
以後損切りを早くするべしという教訓にもなりましたが、
損に慣れることの怖さも心しておかなければと思っています。

投資は初めての経験です。
FXを始めてから1000円を稼ぐことの難しさ1000円の大切さが
良くわかるようになりました。

一つだけ教えてください。
損を最小限に抑えることはわかりましたが
ストップロスオーダーはCOCではなく逆指値だけ出して、
利食いは自分の判断ですればいいのでしょうか。

株や投資信託でも損をした人はたくさんいるのでしょうが、
レバレッジを利かせる事ができるという
今までにない投資のやり方のために誤解をされている部分も多いと思います。
ほとんどの日本人は最近まで何もしなくても
いつの間にか利子が付いてるという受身のお金の増やし方しか
してこなかったためFXはギャンブルのように思われたり、
いわゆる悪いやつが考え出した儲け話のように思われることは
とても悲しいことです。
FXが健全な投資の対象になるように心から願っています。

思いつくままに書きました。読みにくい点お許しください。

****

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差出人  物語 <satoshi.matsuda2007@gmail.com>
宛先  ****
日付  2007/04/30
件名  ご感想とご質問、ありがとうございます(From 松田哲)   

****さま

メールありがとうございます。
貴重な「ご感想」をお送りいただき、重ねて御礼申し上げます。

『損を最小限に抑えることはわかりましたが
 ストップロスオーダーはCOCではなく逆指値だけ出して、
 利食いは自分の判断ですればいいのでしょうか。』
というご質問ですが、
答えは『YES』です。

損失は、できるだけ小さくするようにすることは、出来ればその通りですが、
「リスク&リターン」のバランスですから、損失を最小限にするといっても、
限界があります。

リスクをゼロにすれば、リターンもゼロになります。
逆説的になりますが、
リスクがあるから、キャピタルゲインの可能性が出るわけです。

ですから、「リスク&リターン」を考えるときに、
少なくとも、それが「1対1」になるように、
そして、
基本的には、「リスク&リターン」を考えたときに、
リスクよりもリターンが大きくなることを狙って、取引を行なうことです。

それは、決して簡単なことではありませんが、マーケットをよく研究して、
そのようになるように、それに近づけるように、工夫をすることだ、
と考えています。

上述のご質問の答えは、『YES』です。

しかし、状況によって、
最初から、「リスク&リターン」のバランスを十分に考慮した上で、
COCで、ストップ・ロス・オーダー(損切り注文)と、
テイク・プロフィット・オーダー(利食い注文)を置く
スタイル(テクニック・手法)を否定するものではありません。

ただ、ポジションを取る際に、リスクを限定した上で、
リターンは、それ以上を期待しているのですが、
それがどこなのか、まだ不明の場合があります。

明確なターゲットがどこにあるのか、
相場がどこまで伸びるのか、まだ、わからない、
といったケースが、そういう場合です。

そのようなケースでは、
『ストップ・ロス・オーダー(損切り注文)だけを出しておいて、
 利食いは、適宜、自分の判断ですればいい』
ということになります。

そのスタイル(テクニック・手法)は、事実上、
「COCで、ストップ・ロス・オーダー(損切り注文)と、
 テイク・プロフィット・オーダー(利食い注文)を置く
 スタイル(テクニック・手法)」
を包括しています。

つまり、
「常に、ストップ・ロス・オーダー(損切り注文)だけを出しておいて、
 利食いは、適宜、自分の判断でする」
しかし、状況によっては、
「COCで、テイク・プロフィット・オーダー(利食い注文)を置いても良い」
と、考えれば、
何ら矛盾するスタイル(テクニック・手法)ではないことになります。

そして、大きな(包括的な)原則は、
『ストップ・ロス・オーダー(損切り注文)だけを出しておいて、
 利食いは、適宜、自分の判断ですればいい』
ということになります。

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 松田 哲
 サイト:【フォレックス・ディーラー物語】
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追伸;
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松田哲、拝

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