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2007年10月18日 (木)

ひとりごと---【外為用語の基礎知識】---

ひとりごと---【外為用語の基礎知識】---

【ポジション調整】
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/sub030ho.htm#position-chousei

(1)ポジション調整とはなんでしょう。

 例えば、米ドル/円レートが上昇する場合には、
 当然に、誰かが米ドルを買っています。
 しかし、相場(マーケット価格)は、
 上下動を繰り返す習性がありますから、
 価格が上昇した場合には、いったん「利食いの売り」を行う、
 といった行動を市場参加者は取ります。

 あるいは、場合によっては、米ドル/円が上昇する、と考えて、
 米ドルを買ったのですが、思惑に反して、相場が下落する場合があります。
 そういったときに、損失を回避するために、「損切りの売り」を行って、
 保有している米ドル円の買い持ち(ポジション)を少なくしたりします。
 そのように、保有している持ち高(ポジション)を小さくすることを、
 ポジション調整と言います。

(2)どんなマーケットだとポジション調整をするのでしょうか。

 相場の動きは、上下動を繰り返す習性があります。
 だから、相場が一本調子に上昇したり、
 一本調子に下落したりした場合でも、
 それまでの値幅よりも小さく、相場がいったん反転して、
 そこで「持ち合い相場」を形成することがあります。
 そういったときに、ポジション調整が行われます。

 あるいは、米ドル/円が上昇傾向にあるときでも、
 市場参加者のみんなが(多くが)ドルを買ってしまい、
 マーケットがドル・ロング(ドルの買い持ち)の飽和状態になると、
 マーケットが自律的に下落することで、ポジション調整を余儀なくされます。

 この場合の自律的調整とは、すなわち、市場参加者が、
 ドル・ロング(ドルの買い持ち)を解消することですから、
 ドルを売ることです。
 つまり、目先の高値を買った人たちが、損切りでドルを売る場面です。
 だから、そういった時のセンチメントは、もの凄く、売り気配になります。

(3)ポジション調整に纏わる、
  ディーラー時代のエピソード等あれば教えてください。

 プラザ合意のころのことですが、当時の大蔵大臣の情報に基づいて、
 ドル/円を売ったのですが、相場が上昇してしまいました。
 悩みに悩んで、ポジション調整で米ドルの買い戻しをしました。
 「相場は、わからないものだから」
 といった上司のアドバイスに従ったのです。

 結局、私の買ったレートは[158.00]。
 その時の気配値は[157.70-80]だったのですが、
 私が買うと判断した相手方の銀行がプライスを高く傾けて出してきたのです。
 この値段は「すっ高値」。
 オフィシャルの高値は[157.80]。[158.00]は場外乱闘でした。
 この日の市場は[157.80]を高値に(本当は[158.00]なのですが・・・・)、
 今度は急激に落ち、終値は155円台でした。
 帰り際に、上司から言われました。
 「なっ。為替相場って、わからないだろう?」

PS;
ポジション調整と聞くと当初とっていた体制を立て直すため、
弱腰な姿勢を思い浮かべるのですが・・・勝手な誤解でしょうか?

弱腰な姿勢と言えば、その通りかもしれません…
しかし、相場は、いつも勝てるはずもなく、必ず、負けるときがあります。
体勢をを立て直すために、必要な、
そして、とても重要なテクニックと考えます。

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