【波乱の月曜日になる可能性が高い???】
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2007年04月15日
【波乱の月曜日になる可能性が高い???】
---今回の"G7"は、個人的には、事前に考えていた通りの結果だった---
---『勘』と『願望(ポジション・トーク)』の違い---
今回の、このコメントは、4月13日(金)に配信した、
2007年04月13日Part3
【G7の開催される前の段階での雑感】
---今回のG7で、考えること---
http://forexdealer.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/g7g7_7539.html
(※こちらでも見ることができます↓
http://blog.mag2.com/m/log/0000089158/108449094.html )
を、読んだ上で、お読みください。
(上記コメントを、読んでいることを前提に、記述しています。)
※今日(4月15日)は日曜日です。
まだ、マーケット(外国為替市場)は、オープンしていません。
※今回の記述は、かなり長文です。
※[2007年04月13日Part3]を読んだ上で、今回の記述を読むのは、
大変でしょうが、日曜日ですから、時間をかけて、お読みください。
※念のため、みなさんに、お伝えしたいのですが・・・。
『読むよりも、書くのは、もっと大変だ(労力がかかる)』
ということも、ご理解していただきたい、と思っています。
(あくまでも、念のためです・・・。)
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
本文です。
"G7"では、為替が話題にならないハズはありません。
"G7"は、"Group of Seven"のことで、G7会合は、
"Conference of Ministers and Governors of the Group of Seven"の
略称です。
7ヶ国は、日本、米国、ドイツ、英国、フランス、イタリア、カナダ
を指します。
先進7ヶ国の財務相と中央銀行総裁が世界経済などに関して
話し合う国際会議が"G7"です。
"G7"は、原則として、年3回開催され、
会議の結果は、外国為替市場や国際金融市場に大きな影響を与えるので、
市場参加者は注目します。
世界経済の発展や自由化、情報の共有化で、各国の経済が、相互に影響を与え、
自国だけの独自の政策では、有効に働かない状況も出てきました。
そういったことに、各国が協調して対応しようと考えて、集まったのが、
この会合の目的です。
ですから、"G7"では、国際経済がテーマなのですから、
為替が話題にならないハズはないのです。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
しかし、個人的には、事前の段階で、今回の会合では、「円安」そのものは、
メイン・テーマにはならないだろう、と考えていました。
このところのマーケット(外国為替市場)では、ユーロ/ドル(EUR/USD)でも、
若干の「ユーロ高ドル安傾向」が見られます。
そのことも、「対ユーロでの円安」同様に、話題には上るでしょうが、
大きな問題にはならないだろう、と考えていました。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
『そのように考えていたこと』
と、
『なぜ、「円安」がメイン・テーマにはならないだろうと考えていたのか?』
については、
2007年04月13日Part3
【G7の開催される前の段階での雑感】
---今回のG7で、考えること---
で、述べていますので、割愛します。
補足・加筆する意味で、前回の"G7"の際に述べたことを添付しておこう、
と思います。
(2007年02月12日Part2より引用)
> このところのG7では、それぞれの参加者(高官)が自国に戻った際には、
> 政治的に都合の良い材料にできるように配慮している傾向があります。
>
> だから、参加国(日本)に対して、
> 直接的に非難するようなコメント(声明)は出ないだろう、
> と考えていたのです。
>
> つまり、このところのG7は、形骸化が進み、「政治ショー」の感が否めない。
>
> 『だから、今回もたいした内容が出ないのだろう・・・』
> と、思っていた訳です。
>
> しかし、みんなが(多くの市場参加者が)そう思って、油断していると、
> とんでもないことが起こったりするものです。
>
> だから、油断禁物と考えて、注目していましたが、
> 「今回のG7も、たいしたことがなかった・・・」
> といった印象。
>
> G7で、円安(対ドル・対ユーロ)が声明文に盛り込まれなかったものの、
> 欧州の金融筋高官の発言や、米国の対応から推測すれば、
> 現状の円安傾向の値動きに対して、不快感を持っていることは明らかだ、
> と考えています。
>
最近の"G7"に、存在意義を感じないのは、私だけでしょうか・・・?
そして、今回の"G7"も、事前に考えていた通りの結果だった、
というのが個人的な感想です。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
---重要なことは、『事前に思いつくか、否か?』ということ。
後講釈は、誰にでも出来ます。---
---結果を見て、能書きを垂れることは、少し経験を積み、
ちょっと勉強をすれば、誰にでも出来るようになります。---
---ただし、『事前に思いついたこと』と、
『実際に出てきた結果』が違っていても、
それは、恥ずかしいことではありません。---
---未来のことは、誰にもわかる筈が無いのです。
発表される前の時点で、わかる筈も無いのです。
「預言者」でも無ければ、
「予知能力者(エスパー)」でも無いのですから。---
---ただし、『事前に思いつくこと』は、
『それまでの過去の条件(与件)から、推量が出来ること』
である必要があります。---
---『事前に思いついたこと』とは、
ある種の『勘』『第六勘』と言えます。---
---さまざまな事柄がある中から、何かしら(与件)を、ピックアップして、
『こうなるのではないか?』と『事前に思いつく』わけです。---
---人は、さまざまな条件や与件から、結論を導き出す際に、通常は、当然に、
『こうだから、こうなる』と、道筋を立てて、論理的に考えます。---
---ところが、一定のカテゴリー(領域)内のことで、
出来事を経験し、繰り返すと、
『論理的に考える部分を飛ばして、(思考をすること無く、)
与件から結論にワープすること(与件だけで結論に直結すること)』
が起こります。---
---そういったことが、ここで言う、
ある種の『勘』『第六勘』のことです。---
---それまでの過去の条件(与件)も無く、
『ただ単に、こうなるのではないか?』
『こうなってほしい』と考えることは、
『単なる願望』『単なる夢想』『単なる空想』に過ぎません。---
---それまでの過去の条件(与件)から、推量するのではなく、
こうなってほしい、と考える『願望(ポジション・トーク)』と
『勘』は、全く異なるものです。---
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
---上述の、『勘』と『願望(ポジション・トーク)』の方が、
本当は、これからも、(今後、相場に臨むならば、)
役に立つ、重要なポイントを突いているのですが・・・。---
---今回の"G7"の記述は、
基本的には、今回にしか役に立たないでしょうから・・・。---
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
しかし、『目先の話だけでいいヨ!』という方も多いでしょうから、
今回の"G7"に、話を戻します。
『中国元(人民元:CNY)』に関してと、『円キャリー・トレード』に関して、
補足を加えておきます。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
中国元(人民元:CNY)に関しては、
『中国元(CNY)が安すぎる』といった共通認識は、G7諸国にあるので、
それが強調される可能性はある、と考えていました。
中国元(CNY)に関しては、共同声明で、
『多額かつ増加する経常収支黒字を有する新興市場エコノミー、
特に中国の実効為替レートが、必要な調整が進むように変動することが
望ましい』
と、盛り込まれました。
「中国元(CNY)を強くするべきだ」と強調されると
「円高圧力」になる可能性がありましたが、
今回の共同声明も『いつものお題目』といった印象で、
この程度の声明では、「円高圧力」に直結しない、と考えています。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
円金利が低すぎることが、
「円キャリー・トレード」を引き起こす要因となっていることが
話題になれば、
---それが、大きなテーマになるか、ならないか?
は、事前には不明でしたが、---
日本に円金利の早期引き上げを促す可能性は残っていました。
つまり、円金利がテーマになれば、結果的に、
それが、「円高圧力」となる可能性はある、と、考えていました。
しかし、それも、そうはならなかった印象です。
声明では、日本経済について、
「景気回復は軌道に乗り、継続が見込まれる」と評価し、
前回のG7と同様、市場関係者に、
こうした経済動向を織り込んで取引するよう促しています。
つまり、過度の円安を引き起こす可能性のある「円キャリー・トレード」を
暗に牽制していますが、
『その程度の文言に、
マーケット(外国為替市場)の参加者が反応するのか?』
個人的には疑問です。
むしろ、逆に、
「円キャリー・トレード」のアンワインド(解消)が起これば、
それに伴う、急激な為替変動リスクがあることに、
"G7"メンバーが危機感を抱いている、
ということが垣間見えた印象が残ります。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
この"G7"の結果を受けて、週明けのマーケット(外国為替市場)は、
「円キャリー・トレード」が活発になり、波乱の月曜日になる可能性が高い、
と考えています。
また、対円に限らず、「ユーロ高傾向」も、加速される可能性が高い、
と考えています。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ですから、ドル/円(USD/JPY)でも、円安傾向の可能性が高いのですが、
個人的には、ドル/円(USD/JPY)には手を出さず、
---ドル/円(USD/JPY)の売買を行なわずに、回避して、---
ユーロ/円(EUR/JPY)でのロング(ユーロ買い円売り)の方が、良いだろう、
と考えます。
ユーロ/円(EUR/JPY)などの、クロス円での「円安」が助長されれば、
それは、ドル/円(USD/JPY)にも影響を与え、
「ドル/円(USD/JPY)での円安プレッシャー(円安圧力)」になります。
それは、理解していますが、リスクを考えると、
ユーロ/円(EUR/JPY)でのロング(ユーロ買い円売り)の方が、良いだろう、
と考えている訳です。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
それは、ユーロ/ドル(EUR/USD)に関しても、
ロング(ユーロ買いドル売り)で考えているからです。
このところの、値動きでは、「円安傾向」でもありますが、
『むしろ、「ユーロ高傾向」が、本質ではないか?』
と考えています。
ユーロ/ドル(EUR/USD)で「ユーロ買いドル売り」が強まれば、
ドル/円(USD/JPY)には、
「ドル売り円買いのプレッシャー(圧力)」が働きます。
「円キャリー・トレード」が、拡大している間は、
その「ドル売り円買いのプレッシャー(圧力)」は、相殺されて、
目に見えなくなりますが、
何らかの理由で、
「円キャリー・トレード」のアンワインド(解消・巻き戻し)が起これば、
ユーロ/ドル(EUR/USD)が上昇傾向を続けていれば、
ドル/円(USD/JPY)の「ドル売り円買いのプレッシャー(圧力)」は、
顕在化し、「円買い」を加速します。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪
そういったリスクを斟酌した上で、
ドル/円(USD/JPY)でのロング(ドル買い円売り)よりも、
ユーロ/円(EUR/JPY)でのロング(ユーロ買い円売り)の方が、良いだろう、
と考えている訳です。
ただし、
『ドル/円(USD/JPY)でのロング戦術』も、
『ユーロ/円(EUR/JPY)でのロング戦術』も、
「円キャリー・トレード」のアンワインド(解消・巻き戻し)が起こる際には、
レベル(水準)を気にしないで、すぐに、ポジションを手放す、
といった対応法は、全く、一緒になります。
換言すれば、『ユーロ/円(EUR/JPY)でのロング戦術』を採る場合でも、
メルクマール(ドイツ語:物事を判断する時に用いる指標のこと、判断基準)
となるのは、『ドル/円(USD/JPY)の値動き』になる、ということです。
一般に、『ドル/円(USD/JPY)の値動き』の方が、
『ユーロ/円(EUR/JPY)の値動き』よりも、早いですから、
『ユーロ/円(EUR/JPY)でのロング戦術』の方が、
ワン・テンポの違いで、リスク回避が間に合う可能性は高いことになります。
それは、ほんの、数秒程度のことですから、
マーケットに張り付き、しがみ付くことができなければ、
全く同じで、全く差異の無いことかもしれません。
---各自で、違いがあるのか、無いのか、判断してください。---
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