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2007年3月 2日 (金)

ドル/円:暴落後の「下値持ち合い」を下に抜けた---

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2007年03月02日
【マーケット・コメント】
---ドル/円:暴落後の「下値持ち合い」を下に抜けた---

昨日(3月1日)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、
118円台後半---[118.70-75]レベル---でオープン。

---東京市場のオープン(寄り付き)は、東京時間午前9:00。---

2月末になって、121円台から急落を始めたドル/円(USD/JPY)は、
ストップ・ロス・オーダー(損切りのドル売り円買い注文)を巻き込み、
パニック的なフリーフォール状態で、117円台ミドル程度までの暴落となった。

117円台ミドルの安値を付けてからは、
大暴落後のリバウンド(綾戻し)的な動きで、118円台に戻している。
しかし、118円台後半になると、
今回の暴落で、逃げ切れなかった向きのドル売りがある様子。

2月中旬に付けた、それまでの安値が[118.95-00]レベルであり、
[118.95-00]レベルを割り込んだ118円台後半に
ストップ・ロス・オーダー(損切りのドル売り円買い注文)があったことを
考えると、118円台後半あたりから、ドル売りオーダーが集中するところ。

一方、[118.00]近辺では、防戦的なドル買いも出て、
ドル/円(USD/JPY)は、暴落後の「下値持ち合い」を形成していた。

昨日(3月1日)のシドニー市場、東京市場の朝方にも、
118円台後半の上値をトライし、
東京市場のオープン(寄り付き)は、118円台後半だった。

しかし、また、上述の「やれやれの売り」に、頭を抑えられた格好となり、
東京市場は、118円台後半からダラダラと下げて、118円台前半で、
東京市場のクローズ(東京時間17:00)を迎えた。

ロンドン市場、および、ニューヨーク市場の早朝に、
再び、[118.00]を割り込んだ。

ニューヨーク市場の午前中に、
このところの安値だった[117円台ミドル]も下に抜けた。

[117.50]を割り込むと、[117.00]割れまで突っ込んで下落した。
安値は、[116.95-00]レベル。

[117.50]を割れた水準、および、[117.00]アラウンドに、
ストップ・ロス・オーダー(損切りのドル売り円買い注文)があった様子。
---[117.50]と[117.00]には、
  オプション取引のストライク・プライス(行使レート)があった、
  と考えるが、それも付けた。---

ストップ・ロスやオプション絡みの取引を終えると、
急落後のリバウンド(綾戻し)的な値動きとなり、
117円台ミドルに戻している。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

本日(3月2日)の東京市場は、117円台ミドルで小動き。
小動きになっているのは、手が出ないだけ。
リスクが収まったわけではない。

121円台から、大きく下落した後の「下値持ち合い」
---117円台ミドルから、118円台後半での上下動---を下に抜けた。

こういった「下値持ち合い」を「揺り戻し」と言うが、
揺り戻しのゾーンの下値(117円台ミドル)を下に抜けたことで、
さらなる下値リスクが高まった状況になっている。

下落の原因は、
「円キャリー・トレードのアンワインド(解消)」と考えているが、
こういった大相場の場合は、理由・原因は、どうでも良い。
(そんなことは、後で、考えれば良い)

ドル・ロング派(ドル/円の買い持ち)は、一時、撤退、と考えている。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

【揺り戻し】
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/sub038yu.htm#yurimodoshi

 相場がオーバーシュートした後で起こる修正のこと。
 あるいは、相場が大きく動いた後で起こる、その修正のこと。

 相場が行き過ぎて売られたり、買われたりすると、その後で、
 その反対の動きが起こる。その動きを指して、「揺り戻し」と言う。

 売られ過ぎて、相場が大きく下落した場合ならば、その後で、
 急な買い戻しが起こって、相場が急反発する。
 買われ過ぎて、相場が大きく上昇した場合ならば、その後で、
 頭が重くなり、相場が急落する。

 「揺り戻し」のと呼ぶ場合は、
 おおもとの流れ(相場の動き)よりも値幅が小さい。
 例えば、相場が売られ過ぎて大きく下落した後で、「揺り戻し」が起こり、
 反転急反発しても、相場が下落を始めた水準まで戻るわけではない。
 「揺り戻し」が起こると、その水準で、
 小さな「レンジ相場」を作ることが多い。

 参照→ 【修正】【修正局面】(Correction)

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