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2006年12月28日 (木)

【来年初(2007年初)は、「円金利をテーマとした金利相場」】2006年12月28日Part2

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2006年12月28日Part2
【来年初(2007年初)は、「円金利をテーマとした金利相場」】
---良い年末年始をお迎えください---

昨日(12月27日)は東京市場の朝方に流れた、
「日銀が1月にも利上げを行うのではないか」
といった観測記事が材料となって、「円買い」が進んだ。

東京市場の寄り付きの、119円台前半から、[118.60-65]レベルまで下落し、
ニューヨーク市場になると、
再び、「日銀の1月利上げ観測」を焼き直し材料に、
もう一段の「ドル売り円買い」が進み、[118.25-35]レベルの安値を付けた。

その後のニューヨーク市場で発表された米国経済指標を材料に、
ショート・スクイズを起こし、
ドル/円(USD/JPY)は、[118.25-35]レベルの安値から急反発して、
[118.75-80]レベルに上昇。

こういった値動きを見ると、
それなりに動いているようにも感じる方もいることでしょう。

しかし、年末年始は、突発的なニュースがなければ、
市場参加者も極端に少なく、動意も薄い状態です。
想定されるレンジ内での値動きと言い換えてもよいでしょう。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

昨日の材料の通りに、来年の外国為替のテーマとしては、
円金利が話題に上がることが多くなりそうだ、と考えています。

このところの福井日銀総裁のコメントは、
『早く円金利を引き上げたい』
といった内容でした。

つまり、「近いうちに日米金利差が縮まるのではないか」といった
思惑(観測)がマーケットに定着していました。

ところが日本銀行は12月19日の金融政策決定会合では、
当面の金融政策について全員一致で「現状維持」を決定しています。

「現状維持」を決めた原因は、12月になって、発表された「日銀短観」が、
思ったよりも良い結果ではなかったことが挙げられます。

直前の経済指標に表れた消費の弱さが確認された形で、
この時点で、日銀が12月18、19日に開く
政策委員会・金融政策決定会合で年内の追加利上げを見送る見通しが
強くなりました。
円金利引き上げは、来年に持ち越された格好です。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

それによって、クリスマス・シーズン、年末の師走である、今月の12月は、
目先で、「円キャリー・トレード」が進むなど、円安傾向に推移しました。

一口で言えば、今月のドル/円(USD/JPY)は、
「114円台から119円台にリバウンド上昇する値動きだった」
と言えます。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

個人的には、「できれば、毎年、12月は相場に参加したくない」
という主義ですので、---その理由は、何度も書いていますの割愛---
今月のコメントは、あまり、積極的なニュアンスがなかった、
と感じています。

そうは言っても、クリスマス・シーズンの前に、
『現状のドル/円をどのように考えているのか?』
述べています。

引用します。

> 2006年11月24日Part3
> 【現状のドル/円をどのように考えているのか?】
> ---「115円程度から120円程度」での「持ち合い相場」---
>
>
> 先月(10月)の中旬なのですが、
> その時点で、
> 『ドル/円(USD/JPY)をどのように考えているのか?』
> を書きました。
>
> 振り返って、マーケットを見ると、
> このところの、ドル/円(USD/JPY)の高値は、
> 10月中旬の[120.00]アラウンドです。
> ---結局、[120.00]を上に抜けることが出来ませんでした。---
>
> 先月(10月)の中旬に想定していた高値よりも、
> 『思ったより「上値の伸び」が、少なかった』
> 『天井が、思っていたよりも、低かった』
> と考えています。
>
> 現時点では、若干、修正して、次のように見ています(月並みですが・・・)。
>
> 現状のドル/円(USD/JPY)は、「115円程度から120円程度」での、
> 「持ち合い相場」を形成しているのではないか、
> と、個人的には考えています。
>
> 現時点では、
> 『上値が抑えられたので、
>  下値も、どこか一定の水準に抑えられるのではないか』
> と考えています。
>
> ただし、
> 高値で持ち合った後ですから、[115.00]を割り込む場合は、要注意です。
> ---さらに重要なポイントは、[114.00]アラウンドにある、
>   と考えていますが・・・---
>
> これから、年末のクリスマス・シーズンで、
> 市場参加者は、今後、徐々に少なくなってきます。
>
> そういった、「薄いマーケット」になると、
> 「油断禁物」「予断を許さず」ですから、
> 真剣に、マーケット臨む必要があります。
>
> あまり、無理をしない方がよいシーズンが、近づいています。
>
>
> ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
>

おおよその意味では、正鵠を射ていた、と自画自賛しています。

> 『上値が抑えられたので、
>  下値も、どこか一定の水準に抑えられるのではないか』
> と考えています。

と、考えていたのは、上述の通りでしたが、
下値が一定水準で抑えられた原因は、
円金利引き上げ観測の後退で、
いわゆる「円キャリー・トレード」が若干拡大したこと、
と言えそうです。

それは、ユーロ/円(EUR/JPY)などの、クロス円が上昇したことからも
説明が付きそうです。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

繰り返しになりますが、
来年は、まずは、円金利がテーマになる、と考えています。

日銀の早期利上げに対する意欲は衰えていませんが、
それに対して、政府与党筋には、慎重論を持つ人も多い状態です。

来年になれば、円金利が引き上げになるのは、明白だ、と考えていますが、
その時期に関しては、1月早々になるのか、また先送りになるのか、
といった思惑が交錯することになりそうです。

「早期利上げ派」と「利上げ慎重派」の綱引きで、
相場が動くことになりそうです。

昨年(2005年)の年末年始は、「ドル金利をテーマとした金利相場」でしたが、
来年初(2007年初)は、「円金利をテーマとした金利相場」になりそうです。

---みなさま、良い年末年始をお迎えください。---

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