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2006年11月17日 (金)

---「金利指標」に、為替レートが反応しなくなってきている---(再送)

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2006年11月17日Part2
【マーケットのセンチメントが変わってきていることに留意したい】
---「金利指標」に、為替レートが反応しなくなってきている---(再送)

今月の初旬(2006年11月02日)のコンテンツを、そのまま再送します。
書いた時期を斟酌して、内容を汲み取ってください。

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2006年11月02日Part2
【マーケットのセンチメントが変わってきていることに留意したい】
---「金利指標」に、為替レートが反応しなくなってきている---

10月中旬に発表された米国経済指標に、
「生産者物価指数(PPI)」「鉱工業生産」「設備稼動率」などがあります。

これらの指標は、基本的に、
「金利指標(ドル金利に影響を与える指標)」と呼ばれています。

もちろん、「ドル金利」は、「外国為替」に影響を与える重要な材料です。

だから、「ドル金利」に関する思惑(観測)は、
マーケット(外国為替市場)で、大いに注目されます。

10月中旬に発表された「生産者物価指数(PPI)」は、強い数字でした。
発表直後には、若干のドル買いに反応したものの、
「鉱工業生産」が少し悪かったことから、
最終的にはドルの下落に結びついています。

経済指標は、スケジュールに従って、順次発表されますから、
もちろん総合的に判断する必要があります。

しかし、少し前ならば、マーケット(外国為替市場)は、
「ドル金利上昇の材料」に結びつく「金利指標」には、
素直に「ドル買い」で反応していました。

それを思い起こすと、10月中旬のように、
「金利指標」に、為替レートが反応しなくなってきていることに留意したい、
と考えています。

これは、マーケット(市場)のセンチメントが変わってきている証左
とみています。

『目先、ドル金利は、大きく変化しない』
といった思惑(観測)が広がっていることの表れだ、と考えている訳です。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

いずれ、また、米国景気がもう一段良くなって、
ドル金利上昇の思惑(観測)が高まることになれば、
また、少し以前のように、
「金利指標」に、為替レートが反応する地合いになるのでしょう。

あるいは、(もっとずっと先のことになると考えていますが、)
米国の景気が悪くなって、ドルの利下げの思惑が高まる状況になれば、
「金利指標」に、為替レートが反応する地合いになるのでしょう。

---早くも、そういったコメントを散見しますが、
  現在の時点で、ドルの政策金利引下げを意識するのは、
  時期尚早です。---

現時点では、ドル金利は動かない、と見るならば、
為替レートは、「金利指標」に反応しなくなります。

そして、やはり、予想通りに、
10月25日のFOMC(Federal Open Market Committee:連邦公開市場委員会)
では、ドル金利の据え置きが決定されています。

また、その後(10月27日)に発表された、
「第3四半期の米国内総生産(GDP)速報値」は、
事前の予想よりも、かなり悪いものでした。

10月25日に行われたFOMCを、補完する内容と言えます。
つまり、ドル金利引き上げの必要性を感じさせない内容と言えるでしょう。

このGDP速報値の発表を受けて、ドル/円(USD/JPY)は急落しています。
GDP速報値発表直前のドル/円(USD/JPY)は、
[118.50]アラウンドでしたが、[117.17]まで、
1円以上の大きな下落を見ています。

ドル金利上昇圧力の後退から、ドルを買いにくくなっている、
といったマーケットのセンチメントの変化に心を留める必要を感じています。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

明日(11月3日金曜)には、
「米国失業率(米国雇用統計)」の発表を控えています。

「米国失業率(米国雇用統計)」は、
最も代表的な「金利指標(ドル金利に影響を与える指標)」です。

その指標の発表の際に、
仮に、「米国失業率(米国雇用統計)」が、
米国経済堅調を示すものであっても、
マーケットが、すぐにドル金利引き上げを意識するものではない、
といった可能性があります。

だから、「米国失業率(米国雇用統計)」が良い結果であったら、
「ドル買い」に反応するだろうが、
それ程大きなドル買いにはならないかも知れない。

そういった可能性に留意する必要がある、ということです。
 
現時点で考えると、
逆に、仮に、「米国失業率(米国雇用統計)」が、悪いものであるならば、
マーケット(外国為替市場)は、
素直に、「ドル売り」に反応する可能性が高い、と考えられることになります。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

「米国失業率(米国雇用統計)」の数値が、事前にわかる筈もありません。
そういった経済指標のデータなどが、
事前にリーク(漏洩:ろうえい)することは、あってはならないことです。
---リーク(漏洩)があれば、それは、犯罪です。---

だから、上記コメントは、
『明日(11月3日金曜)の数字が、悪いだろう』とか、『良いだろう』とか、
予測をしている訳でもありません。

ゆえに、上述は、明日の「米国失業率(米国雇用統計)」の数値を
うらなうコメントではありません。

ただ、従来は、
「米国失業率(米国雇用統計)」が良かったら、
それは、米国経済堅調を示すものであり、
「すなわちドル金利引き上げ」に直結する、
だから、金利差拡大の思惑につながり、イコール『ドル買い』。

そういった連鎖的な考え方が、ついこの間までは、
マーケットのコンセンサスだったのですが、
そういった考え方(コンセンサス)が、崩れつつある、
と言いたいのです。

それで、
【マーケットのセンチメントが変わってきていることに留意したい】
と、考えている次第です。

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