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2006年6月21日 (水)

【福井日銀総裁のコメントで右往左往】---「早めに小刻みにゆっくりと金利調整していく」---2006年06月21日Part2

2006年06月21日Part2【福井日銀総裁のコメントで右往左往】
---「早めに小刻みにゆっくりと金利調整していく」---

昨日(6月20日)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、
東京時間の午後2時を過ぎてから、
福井日銀総裁のコメントで、動きだした。

福井日銀総裁は、
「早めに小刻みにゆっくりと金利調整していく」
と発言した。

福井日銀総裁の発言直前のドル/円(USD/JPY)は、
[115.30]アラウンドで推移していたが、
夕方の4時過ぎには、[114.60-65]レベルに下落した。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

当然のことながら、
福井日銀総裁が、「早めに小刻みにゆっくりと金利調整していく」と言えば、
「早めに」とは、【時期やタイミングの意味で】、
『早めに』という意味になる。

「小刻みにゆっくりと」とは、【金利引き上げの利幅が】、『小刻みに』、
そして、【あえて何回でも繰り返すようなやり方で】、『ゆっくりと』、
という意味になる。

「金利調整していく」とは、
【すなわち(イコール)】、
【現在のマーケット(金利市場)では】、
『円金利を引き上げる』という意味になる。

♯♯♯♯♯♯♯♯♯

福井日銀総裁のコメントが英語に翻訳される際に、
通信社によっては、英文では“Adjusted Without delay”と表現された。

これは、
『遅滞無く、調整された』
あるいは、
『遅れることなく(すぐさまに、)調整された』
という意味だから、
福井日銀総裁の述べたニュアンスと、ちょっと、違う。

インパクトが強かったのは、
そういった翻訳された(間違った翻訳をされた)英語に、
海外勢が強く反応したからなのかもしれない。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

夕方になって、
---東京市場引け後、東京時間午後6時を過ぎて、---

福井日銀総裁の次のコメントが流れた。
「早めの意味はゼロ金利解除の時期を特定するものではない」
「早めの政策という意味は、
 先を見通して景気の波が小さくなるようにという意味」

このコメントで、ドル/円(USD/JPY)は、
114円台後半から、[115.30]アラウンドまで吹き上げた。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

福井日銀総裁の追加コメントは、そのままの意味で受け取れば良い。

「早めの意味はゼロ金利解除の時期を特定するものではない」
というコメントは、
「早めの意味はゼロ金利解除の時期を特定するものではない」
という意味だ。
他に、意味の取り様が無いではないか?

「早めの政策という意味は、
 先を見通して景気の波が小さくなるようにという意味」
このコメントも同様。

他に、どういった解釈の仕様があると言うのか?

強いて、解説を加えるならば、
「早めの意味はゼロ金利解除の時期を特定するものではない」
というコメントは、
「早めの意味は、
6月とか、7月とか、8月とか、具体的に指すのではなく、
あるいは、いついつの政策会合までに、といった確約を述べているのでもなく、
ゼロ金利解除の時期を特定するものではない」
ということ。

この程度の文意を解釈をするのに苦労するようならば、
国語(日本語)の勉強が足りないのか、
あるいは、マーケット(金融市場取引)に、全く向いていないのか・・・?
そういった場合は、早めに金融に関する取引を止めたほうが良い。
---真面目に、危険です。
  別に、意地悪や、シニカルに言っているのではありません・・・。---
---念のために・・・。
  わざわざ、こんなことを言う必要もないことも分かっています・・・。
  もっと、オブラートに包んで、
  当たり障りのない文章にすれば良いのでしょう・・・。
  でも、それでは、伝わらないのではないか、と思う。---

まあ、いいや。
とにかく、マーケット(外国為替市場)は、
『早とちり』と『解釈の間違い』などで、右往左往した。

そして、上述のように、間違った翻訳、すなわち『誤訳』が先行したために、
ちょっとした乱高下の様相を呈した。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

福井日銀総裁の追加コメントで、右往左往した後は、
徐々に落ち着きを取り戻した。

その解釈も、
円金利の引き上げに関しては、
「早めに小刻みにゆっくりと金利調整していく」ということ。

ニューヨーク市場では、
円金利の早期利上げ観測(思惑)が、再び、広まって、114円台後半で引けた。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

米国経済指標は、あったが、たいした経済指標でも無く、
マーケット(外為市場)に、影響もしなかったので、あえて、割愛。

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