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2006年6月14日 (水)

福井日銀総裁の『村上ファンド』への投資が大問題になるか、否か?---【マーケット・コメント】2006年06月14日

2006年06月14日【マーケット・コメント】
---福井日銀総裁の『村上ファンド』への投資が大問題になるか、否か?---

昨日(6月13日)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、
[114.35-40]レベルでオープンした。

---東京市場のオープン(寄り付き、寄り値)は、東京時間午前9:00、
  東京市場のクローズ(終値)は、東京時間午後5:00と考えています。---

東京市場では、小動きながらも、ジリジリと上昇し、
夕方には、[114.70-75]レベルの高値を付けて、このところの高値を更新した。

その後のロンドン市場の朝方も、基本的に、小動きに推移し、
[114.50]を挟んでの上下動だった。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

トピックとしては、
日銀の福井俊彦総裁が、今話題の『村上ファンド』に、
1000万円を投資していたことが判明し、報道されたこと。

投資を開始した時期などの酌量の余地はあるとは思うが、
日銀総裁という立場、すなわち、『通貨の番人(金融の番人)』になっても、
ファンドに投資を続けていたことに、「道義的責任」を問われても仕方が無い。

「金融の最高責任者としての倫理、モラルの問題」が、
クローズアップされることになろう。

---以前に、起こった「日銀の接待疑惑問題」を思い起こすと、
  福井総裁は、今回で2回目の「道義的責任」を追求されることになる。---

---前回の「日銀の接待疑惑問題」では、
  新宿の「しゃぶしゃぶ店」での接待がマスコミの話題に上った。
  詳しいことは、過去の記録を見るべきだろう。
  福井俊彦総裁本人が接待を受けたのではないのかも知れないが、
  当時の福井氏は、責任を取って、日銀を辞めた。
  その後、福井氏はカムバックして総裁に就任し、現在に至っている。---

このところの日本の株価の下落や、
このところの『円売り』が進んだ理由のひとつに、
福井俊彦日銀総裁が、『村上ファンド』に、
1000万円を投資していたことも挙げられる、と考えている。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

米国経済指標では、注目されていた卸売物価指数(PPI)(5月)の発表があった。

卸売物価指数(PPI)(5月)
結果:前月比[+0.2%]
予想:前月比[+0.4%]
前回:前月比[+0.9%]

予想よりも良かった。

すなわち、物価上昇は思ったほどではなく、
このところマーケット(市場)で、
ドル金利がさらに引き上げられるのではないか?
といった思惑が広がっていたが、その思惑を否定する数値だった。

しかし、思惑を後押ししない数字(数値)を、
マーケットは、(都合が悪いので、)無視した。

---こういったところも、
  マーケット(外国為替市場)の典型的な反応です。---
---理屈に合わないところも、それも、また、マーケット、
  「丸呑みにする」ように考えないと、ついていけなくなります。---

昨日(6月13日)の場合は、
卸売物価指数(PPI)(5月)が発表されると同時に、
思惑に添わない数字であることが判明したので、
そういった思惑の強い市場参加者の意識は、
本日(6月14日)発表される『消費者物価指数(CPI)』にシフトした。

本日(6月14日)発表される米国の消費者物価指数(CPI)が、
高い伸びになることを、マーケット(市場)は期待しているようだ。

米国経済指標では、小売売上高(5月)もあった。
結果は、前月比[+0.1%]で、[プラスマイナス0]横ばいの予想より良かった。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

ニューヨーク市場では、これらの経済指標には反応が無かった。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

経済指標が材料ではなく、ニューヨーク市場の午前中に、ドルが買われた。

ドル/円(USD/JPY)は、ロンドン市場の朝方は、
[114.50]を挟んでの上下動だったが、
ニューヨーク市場の午前中に、[114.80]を上に抜けると、
ストップ・ロス(損切りのドル買い)を誘発した。

[115.10-20]アラウンドにも集中していた
ストップ・ロス(損切りのドル買い)も、簡単にクリアして、
[115.50]に迫った。
---高値は、[115.45]。[115.50]にはタッチしていない。---

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

世界全体で株式の下落が目立つ。

昨日のニューヨーク市場では、
日本株の下落も、「円売り」の材料とされたようだ。
---日本だけではないではないか! と、私も思いますが・・・。
  理屈通りに運ばないのが、
  マーケット(外国為替市場)なのです・・・。---

それに伴い、日銀が6月14日、15日の金融政策決定会合で、
円金利を引き上げる可能性が、ほとんど無くなった。
そのことも、「円売り」の材料となった。

日銀は、昨日(6月13日)の資金調節で、
オーバーナイト金利(当日から翌日の金利)の上昇を抑えるために、
市場に資金を放出する(資金供給)オペレーションを行った。
これは円金利引き上げに対して、逆のスタンスを表している。

日本に関しては、上述の、『福井日銀総裁の村上ファンドへの投資問題』が、
市場参加者の潜在意識にある。

この問題が、スキャンダルとして、拡大し、
総裁の辞任につながるような『大問題』になるのか、否か?
市場参加者は、注目している(眺めている)。
---それは、市場参加者にとっては、自ら判断する必要は無く、
  日本が、今後、どういった反応をするのか?
  冷静に、(冷ややかに、)眺めていれば良い。---

昨日(6月13日)のニューヨーク市場では、
日銀総裁の辞任につながるような『大問題』になるのではないか?
といった思惑(材料)で、「円を売った」市場参加者もいたに違いない。

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