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2006年6月 5日 (月)

『外国為替取引を行うことは、世の中の役に立っているのだろうか?』---2006年06月05日Part2

2006年06月05日Part2
---『外国為替取引を行うことは、世の中の役に立っているのだろうか?』---

親しい友人(だいまんさん)の運営している
インターネット・ラジオがあります。

こちら⇒“FOREX RADIO” http://forexradio.net/

たまたま最新回(FOREX RADIO 第198回放送)2006年06月01日(木)
こちら⇒ http://www.forexradio.net/radio.php?ID=233

を見たところ、『この放送へのコメント』に

「果たして為替で稼ぐことは、世界経済の発展に意味があるのでしょうか?」

といった投稿がありました。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

この投稿を見て、昨年(2005年)の夏なのですが、
読者の方々とのやり取りをメールマガジンで配信したことを思い出しました。

【読者の方からのメール紹介】2005/07/11(月)
---『外国為替取引を行うことは、世の中の役に立っているのだろうか?』---
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/2005July11-2.htm

当時は、ロンドンで「同時テロ事件」が発生した直後で、
上記のコメントを書いた前の週末には、そのことを取り上げています。

【マーケット・コメント】2005/07/08(金)
---ロンドンで「同時テロ事件」発生---
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/2005July08.htm

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

そういった「テロ事件」のような人の不幸を材料にして、
マーケット(相場)で売買をしない方が良い、
といった考え方から派生して、
自分自身が、若いころから、悩んできたことに、
「どのように考え、対応してきたか?」
を、書き綴ったのを覚えています。

こういった前後関係があったことをふまえて、お読みください。

【読者の方からのメール紹介】2005/07/11(月)
---『外国為替取引を行うことは、世の中の役に立っているのだろうか?』---
http://smatt.hp.infoseek.co.jp/2005July11-2.htm

(頂いたメールに対して、私の書いたお返事を引用します)

日付: Mon, 11 Jul 2005
差出人: "物語" <forexdealer@infoseek.jp>
件名: メールありがとうございます (From 物語)
宛先: "*******"

*******さま

メールありがとうございます。

一般論としていえば、
「他者の不幸だろうと、何だろうと、自分が儲かりさえすれば、それで良い」
といったディーラー(市場参加者)の方が多いのではないか・・・?
と、感じることがしばしばです。

私は、自分の思ったことを、ストレートに述べただけですが、
「何カッコつけてんだよォ!」
「みんな、そんな甘いこと、思ってるハズねーじゃねーか!」
「何が起ころうと、勝ちぁいいんだよ!」
と言っている人も、たくさんいることと思います。

(その姿が、目に浮かぶような、気がします・・・・)

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

しかし、本当に不思議なもので、
そういった、他者の不幸に乗じて、一儲けをたくらむタイプは、
マーケットで長生きをしていないように、
---何故だか、長生き出来ていないように、---思います。

それは、多分に、単なる私の印象に偏るところがあるのでしょうが・・・。

『天網恢恢、疎にして漏らさず』といったところかなぁ・・・?
などと、思っています。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

今回のように、突発的な事件が発生した際に、
既に、ポジションを抱えていたので、
「それどころではない」「四の五の言ってられない」
と大童に、てんてこ舞いの対応を余儀なくされた市場参加者も、
世界中には、たくさんいることでしょう。

個人的には、通常の時は、
---別な言い方をすれば、平素の時は、普段の時は、---
なかなか、人柄は分からない。

いざと言う時に、---つまり、平常でない、危機の時に、---
本質が見えてしまう、そんな気がしています。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

マーケット---外国為替市場に限らず---は、
基本的には、『ゼロ・サム・ゲーム』である、と考えています。

【外国為替相場はゼロ=サム・ゲームか?】
http://members.at.infoseek.co.jp/forexdealerstories/sub306.htm

誰かが「勝つ」、ということは、誰かが「負けている」ということです。

そう考えると、外国為替取引は、
単なる、ギャンブルであり、社会的意義はない、と考えることも出来ます。

しかし、こういった命題は、「ありとあらゆる職業」に当てはまります。

環状7号線沿いの、どこかのラーメン・ショップが、大成功をすることは、
その周辺にある、ラーメン・ショップが、淘汰されることを、意味しています。

---念のため説明:
  環状7号線沿いは、東京でも有名なラーメン激戦地域です。
  全国各地に、ラーメン激戦地域はあるでしょうから、
  同様のことが、どこでも起こっています。
  それは、ラーメン・ショップに限らず、
  焼き鳥屋さんでも同じことです。---

しかしながら、
『外国為替取引を行うことは、世の中の役に立っているのだろうか?』

それは、個人的には、若いころから、ずーっと、悩んできた、
そして、今も悩んでいる命題です。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

そこで、私は、逆に、考えてみることにします。

『社会的意義のある仕事・職業は、果たして、あるのだろうか?』と。

いろいろと、思索は可能です。

政治家は、『社会的意義のある仕事・職業』かもしれませんが、
なかなか、立派な政治家は見当たりません。
政治を『仕事・職業』に選択している人は、たくさんいますが、
尊敬に値する人は、なかなかいません。

『絵描き』は、『社会的意義のある仕事・職業』でしょうか?
人の心を、豊かにしてくれるかもしれませんが、腹の足しにはなりません。

『作曲家』はどうでしょう?
『歌手』や『役者』はどうでしょう?

『日本のプロ野球』や『メジャー・リーグのプロ野球』は、
『社会的意義のある仕事・職業』でしょうか?

『横浜Fマリノスでサッカーをやること』は、どうでしょう?
『イタリアのセリエAでサッカーをやること』は、どうでしょう?

基本に戻って、『必要のない仕事・職業はないのではないか?』
と、考えては如何でしょうか?

もちろん、もっと、別の角度から、世の中の資金の動き・流れをつかむことは、
世界経済が、どのように動いているかを確認する作業であり、
そこには、意義が認められる、などと、シャチホコばった言い方も可能ですが、
もっと、単純に、
『職業に貴賎上下はない』
『天は、人の上に人を作らず、人の下に人を作らず』
と、考えても良いのかな、などと思っています。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

私にとってみれば、『外国為替市場(外国為替相場)』は、
『真理の探究の場』であった、
---今でも、そうで在り続けていますが、---
単なる、『金儲けの場』や『汚い修羅場』という訳ではなかった、
と感じます。

大変、『変なたとえ』で恐縮ですが、
『大便』を、『単なるウンコ』と捉えれば、
『単に汚いもの(単なる汚物)』ですが、
『検便』は、その人が、ガンに侵されていないか、とか、
その人の健康状態を調べるために有効な手段だと捉えれば、
『ウンコ』が汚い、などという概念は生まれてこないのではないか、
と思います。

適切な言葉ではないかもしれませんが、
『外国為替市場(外国為替相場)』は、
---為替に限らず、相場は、と置き換えても良いのでしょうが、---
『単なる、ギャンブルであり、社会的意義がない』と考える人は、
自らの、存在意義、誇りを、放擲しているのではないでしょうか?

別な言い方をすれば、
『相場を汚いと捉える人』は、『自らを汚い人間』と、
認識しているのではないでしょうか?

そう言いながらも、私自身が、そのことに、
若いころから、ずーっと、悩んできた、
そして、今も悩んでいる命題で在り続けていますが・・・・。

◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 松田 哲
 【フォレックス・ディーラー物語】
 http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/
 メール:forexdealer@infoseek.jp
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