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2006年6月 5日 (月)

米国失業率(雇用統計)でドル売り?---【マーケット・コメント】2006年06月05日

2006年06月05日【マーケット・コメント】
---米国失業率(雇用統計)でドル売り?---

先週末(6月2日金曜)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、
112円台ミドルでオープンした。
---東京市場のオープン(寄り付き)は、東京時間午前9:00---

6月1日木曜のニューヨーク市場の午前中の値動きでは、
チャート・ポイントである[113.40]をタッチできなかったことから、
急激なドル売りとなり、[113.30-40]レベルから[112.35-45]レベルに急落した。

この約1円(約100ポイント)の急落は、
40分~45分程度での短時間で完了している。

6月1日木曜のニューヨーク市場では、
[113.30-40]レベルから[112.35-45]レベルに急落した後は小動きで、
そのまま112円台ミドル程度でクローズしている。

こういった値動きを受けて、
先週末(6月2日金曜)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、
112円台ミドルで寄り付いた。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

先週末(6月2日金曜)の東京市場、ロンドン市場は、
米国失業率(雇用統計)の発表待ち、といった雰囲気で、
ほとんど動きらしい動きも無く、
112円台ミドルから112円台後半程度で推移した。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

発表された米国失業率(雇用統計)は以下の通り。

非農業部門就労者数(5月)
結果:+75,000人
予想:+182,000人
前回:+126,000人(下方修正済み)

失業率(5月)
結果:4.6%
予想:4.7%
前回:4.7%

マーケット(外国為替市場)は、非農業部門就労者数が予想よりも、
数段悪かったことから、ドル売り一色に反応した。

---失業率が良かったことには、反応していない。
  全く、マーケットは恣意的なものだ、勝手なものだ、
  というのが個人的な感想。
  それについては、いつものことなので、特に、意見(コメント)は無い。
  ただ、単に、感想・印象が残るのみ。
  マーケットの反応が『変だ』とか、『おかしい』と考える人は、
  マーケットに向いていない(と、自己判断した方が良いかも・・・)。
  マーケットの反応は『変だ』し、『おかしい』のだが、
  そんなことを言っても仕方が無いので、
  それを素直に受け入れよう、と考える人は、
  向いているのかも知れない・・・。---

ドル/円(USD/JPY)は、
米国失業率(雇用統計)発表直前の[112.60-70]レベルから急落して、
[111.30-40]レベルを付けた。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

週末のニューヨーク市場は、その午前中に、
[111.30-40]レベルにまで、ドルが急落して、
その後のマーケット(外国為替市場)は、終わった雰囲気。

---既に、米国失業率(雇用統計)を材料に、ドルが売られて、
  [112.60-70]レベルから[111.30-40]レベルに下落した。
  その後の値動きには、主体性もなく、
  ただ単に、惰性で111円台ミドル程度に推移していただけ。
  既に、週末のニューヨーク市場は、その午前中でクローズしていた、
  その後の値動きに、意味が無い、と考えている。---

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

米国失業率(雇用統計)が、予想外に悪かったことから、
マーケット(外国為替市場)では、
ドル金利に関しての思惑で、売買されたと指摘する向きもあるが、
それは、「ウソだろう」と考えている。

FRB(連邦準備制度理事会)は、ドル金利は経済指標次第としているものの、
基本的には、当面は据え置き、今までに既に行った利上げの効果を見たい、
と考えていることを明言している。

ドル金利は、当面は、高止まり状態で推移する、と考えるのが定石だろう。

---もちろん、次回のFOMCで、0.25%の利上げを行う可能性を否定しないが、
  万一、仮に、次回のFOMCで、0.25%の利上げが行われても、
  その時点から、FRB(連邦準備制度理事会)は、当面の金利を据え置き、
  今までに行った利上げ効果を見るといった行動をとることになる。---

どちらにしても、大した違いが無い、と考えている。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

先週後半のマーケットでは、ドル/円(USD/JPY)は、
このところの高値である、113円台も付けたし、
目先で、ドルを買っていた向き(ドル・ロング)も多かった。

6月1日(木)のニューヨーク市場以降、ドルが下落していたものの、まだ、
そういったドル・ロング(ドルの買い持ち)が、
充分に整理された状態ではなかった。

ドルを買っていた向き(ドル・ロング)にしてみれば、
米国失業率(雇用統計)を材料に、
ドルが上昇することを期待して保有していた。

しかし、米国失業率(雇用統計)が、予想外に悪かったことから、
損切りを余儀なくされたために、ドルが下落した。

マーケットの値動きから、
まだ、つかまっている(不用意なドル・ロングのままの)市場参加者は、
かなり残っていることが良く分かる。

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